エックス線作業主任者 合格教本
2019年8月1日に、エックス線作業主任者の受験対策本を技術評論社さんから出版しました。
書籍タイトルは「エックス線作業主任者 合格教本」です。
本書はエックス線作業主任者試験を受験する方を対象としたテキストです。
分かりやすさに重点を置き、講習会・通信講座での受講生の生の声を本書に反映させました。
これから受験する人には、ぜひ手に取って頂きたい1冊です!
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本書が、大手ECサイトであるアマゾンの売れ筋ランキングで、なんと1位になりました!
ご購入いただいた皆様、誠にありがとうございます。ぜひ、レビューもいただけると嬉しいです。
著者からメッセージ
エックス線は1895年にドイツの物理学者であったヴィルヘルム・レントゲン(1845~1923年)によって発見されました。
その後、レントゲンはエックス線発見の功績で、第1回目のノーベル物理学賞を受賞しました。
科学は万人のものであると信念を持っていたレントゲンは、エックス線について特許を取ることはありませんでした。
そのお陰で、多くの研究者や技術者がエックス線を自由に使用することができ、多方面にその用途が広がっていきました。
現在、医療はもちろんのこと、工業、建設、輸出入貿易、食品加工、芸術など非常に幅広い分野でエックス線が利用されています。
さて、本書は文系の人でもこれ1冊で合格できるよう工夫して執筆しました。
エックス線作業主任者の試験は、「管理」「法令」「測定」「生体」の4科目で構成されていますが、第1章では、興味を持ちやすい人体のエックス線の被ばく影響など「生体」について学習します。
第2章では、計算問題がなく文系の人でも取り組みやすい「法令」について学習します。
第3章では、放射線の単位や線量計の特徴など「測定」について学習します。
第4章では、エックス線の発生やその取扱いなど「管理」について学習します。
第3章「測定」と第4章「管理」には、計算問題がありますが、計算が苦手な人でも章の途中でつまずかないように各章の最後にまとめています。
また、計算はなるべく途中式を省略せず、平易な計算方法を選択しました。
他にも、文章の説明だけに頼らず、直感的にイメージしやすいようにイラスト、写真、表などを適宜掲載するようにしています。
最後に、本書を手に取ってくださったあなたに、レントゲンがエックス線を発見したときに残した言葉を贈ります。
「私は考えなかった。ただ探求した。」
少年のように純粋な好奇心を持ち、淡々と研究に取り組むレントゲンの姿が目に浮かびます。
あなたにも当時のレントゲンと同じような気持ちで、合格に向けて学習を進めていただければ嬉しく思います。
資格合格実践会 奥田 真史