エックス線作業主任者の勉強では完璧主義は有害
自信のない人が完璧主義になる
エックス線作業主任者の勉強をしているとき、誰でも不安を抱えています。
「合格できるかな?」
「この勉強で大丈夫かな?」
完璧にやらなければという考え方があると、このような不安がたくさん出てきます。これが『完璧主義』の人の思考です。
完璧主義の人は、自分の中の基準を高く設定しています。これはハイスタンダードと言われています。
私たち人間は、人から認められたいという欲求を持っています。
完璧主義の人は、完璧でなければ人に認められないと思っている為、ハイスタンダードになっているのです。
さらに、人に認められなければ、自分に存在価値がないとも考えています。
ですから、スゴイことをやり続けなければと自分を追い詰めて失敗し、自信を失ってしまいます。
そうすると自分に無価値観を感じてしまい、さらに不安になるのでまた高度なことを求めてしまうのです。
これが完璧主義の悪循環です。
適切な基準に変える
エックス線作業主任者の勉強でよくあるのが、勉強計画の失敗です。
勉強を始めたときに、高い基準を設定してしまうのです。
「1日20ページ進もう!」とか、「絶対毎日勉強しよう!」とかです。
進むペースは人それぞれで、自分に合った勉強計画でなければ上手くいくはずがありません。
ですから「はじめてやる内容なのだから、最初は慣れるまで1日2ページ進めば良いじゃないか。」と基準を適切なものにしましょう。
そうすれば完璧主義の悪循環に陥らなくて済みます。
小さな問題から取り掛かる
人はいきなり大きな課題を目の前にしてしまうと、その課題の大きさに参ってしまい、身動きが取れなくなってしまうものです。
エックス線作業主任者の勉強内容はたくさんありますが、まずは目の前の科目・項目に集中しましょう。
まだ来ていない未来を考えても、何も得しません。
まずは目の前にある小さな課題や自分のできる範囲の事から取り掛かることが大切です。
頭の中であれこれ考えない
完璧主義の人は、頭の中で将来のことを考えると不安で一杯になります。
将来ではなく、今に焦点を当てましょう。
現在の自分の能力をしっかりと把握する勇気を持ちましょう。
ありのままを受け入れれば良いのです。
不安、恐怖、怒りがあって当たり前です。
自分の感情を切り捨てることなく、人間らしい当たり前の感情だとありのままを受け入れましょう。
ありのままの感情を受け入れることができれば、後は行動するのみです。
少しずつでもよいので、目の前にある内容を集中して勉強しましょう。
行動の前進が不安を克服する唯一の方法なのです。
関連記事としてこちらのページもご覧ください。
⇒ストレスなくエックス線作業主任者に合格する
完璧主義から抜け出す
完璧主義の人は、何をするにしても不安を抱え、辛い思いをしていることでしょう。
勉強において、完璧主義を持ち込むことは有害です。今すぐにやめるべきです。
他人や世の中の声に惑わされず、今の自分ができる範囲で進めていくことが大切です。
TheBest(世の中の最高)では無くて、MyBest(自分の中の最高)で勉強を進めましょう。
そうすれば完璧主義から抜け出すことができるでしょう。
-
同カテゴリーの最新記事
- 2024/01/04:価格改定のお知らせ
- 2024/01/01:適格請求書発行事業者に関する弊社登録番号のお知らせ
- 2021/04/01:法令改正による眼の被ばく限度の引き下げ等について
- 2021/03/03:エックス線作業主任者の予想問題
- 2020/03/02:【重要】エックス線作業主任者講習会について(新型コロナウイルスの対応):2020年6月8日更新