X線作業主任者の勉強を4つの学習タイプから考察する
日本では休日・祝日など含め、お正月、ゴールデンウイーク、お盆などの連休があります。
あなたは連休中に、X線作業主任者の試験勉強をしていますか?それとも休んでいますか?
当社が運営している資格関連のサイトでは、日々のアクセス数(どれくらいの人数がサイトに訪問しているか)の解析を行っています。
こちらのデータを見てみると、土日祝日のアクセス数は、平日の2分の1から3分の1くらいになっています。特に大型連休の時期には、アクセス数の減少が顕著に見て取れます。
サイトには資格試験の受験情報、問題の解説などを載せていますので、閲覧が少ないということは、勉強を休んでいる人が多いことを意味します。逆に言うと、ほとんどの人は平日に勉強をしていることが分かります。
しかし、休日に勉強している人もたくさんいることも事実です。平日の方が勉強が捗る人もいれば、休日の方が捗る人もいます。
人にはそれぞれの学習タイプがあり、タイプにはメリットとデメリットがあります。私は学習タイプには、次の4つがあると考えています。
【1】平日重視型
平日重視型は、平日は毎日勉強をして、休日は勉強をお休みするタイプです。
このタイプのメリットとしては、勉強の頻度が高くなるため、学習内容が長期間保持できる記憶として覚えていられることです。
また、休日に勉強以外のやりたいことをする時間を、確保できることが魅力です。
一方、デメリットとしては、平日の勉強時間確保のために、早起きしたり、仕事が終わってから時間を作るなど日々の生活リズムを変える必要があるので、勉強慣れしていない人にはストレスになることです。
また、仕事における突発的な残業や飲み会などで、学習スケジュールが狂うことも考えられます。
【2】休日重視型
休日重視型は、休日に勉強をまとめて行って、平日は勉強をしないタイプです。
このタイプのメリットとしては、平日の生活リズムを崩す必要がなく、コツコツ勉強するのが苦手な人でも実行できることです。
また、休日にまとまった時間を確保できることも大きなメリットです。
一方、デメリットとしては、学習した内容を平日の間に忘れてしまうリスクが高いことです。
また、休日の家庭の時間、趣味の時間などを確保しにくいこともデメリットです。
【3】バランス型
バランス型は、平日・休日に関係なく、毎日少しずつ勉強するタイプです。
このタイプのメリットとしては、勉強時間を平均化することができるため、毎日の生活リズムが大きく変わらないことです。
また、記憶は睡眠によって固定されるので、日々勉強したことが蓄積されて、強い記憶として残ることもメリットです。
一方、デメリットは、毎日続ける強い意志が必要なので、やはり勉強慣れしていないと難しいことです。
【4】ミックス型
ミックス型は、上記の3つのタイプのいずれかを組み合わせたタイプになります。
たとえば、試験1か月前から試験勉強を始めるとして、平日重視型で学習していたけれど、試験直前の連休だけは休日重視型にするという場合です。
それぞれのタイプを柔軟に組み合わせることで、デメリットを相殺することができます。
また、受験者さんに一番多いタイプは、このミックス型でしょう。なぜわかるかというと、先に述べたように休日には当社サイトのアクセス数が減るわけですが、試験直前の連休には平日と変わらないかそれ以上のアクセス数があるからです。
ちなみに、私自身もX線作業主任者試験を受ける際には、ミックス型でした。
まとめ
あなたはの学習タイプは、4タイプのどれに当てはまりますか?
今まで学習タイプについて考えたことが無かったとしても、これを機に一度考えてみてくださいね。
ご自分の学習タイプを理解することで、ストレスなく受験に臨むことができるはずです。
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